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【さぬき市】さぬき市障害者支援施設「恵生ノ園(けいしょうえん)」の造形教室の活動を紹介

令和5年6月8日(木)に、さぬき市昭和にある障害者支援施設(就労継続支援B型)「恵生ノ園」(けいしょうえん)を訪問しました。

 

恵生ノ園では今年度3回の予定で、美術家の千田豊実さんを講師に招いて造形教室を実施します。今回はその第一回目にお邪魔してきました。 

 

1.造形教室で使用する素材です。(トレーシングペーパー、色鉛筆・しおり・両面テープ、ろうそく型LED電球、ランタンの土台のプラスチックキャップ)

2.千田さんの説明をしっかり聞いています。今日は何を作るのかな?

3.色鉛筆やマジックで大好きな絵や模様や線を描いて行きます。

4.スマートフォンで自分の好きな風景の写真を映してお手本にする方もおられました。

5.クルクルと丸めるとナント!!ランタンが出来てきました。

6.ふんわりゆらゆらと優しい光が素敵なデザインを引き立てます。お家に持って帰って夏の夜を優しく涼しく灯したいと思います。

自由に描いていいよ!の千田さんの一声で、参加している皆さんが作品作りにスーッと入っていくのが素敵でした。皆さんのペースで楽しんでランタンを作っているのがとても楽しそうでした。

見学を受け入れて下さった「恵生ノ園」の皆様、千田さん、ありがとうございました。

 

●「恵生ノ園」の生活支援員 久本さんの感想です。

造形教室は利用者の皆さんがとても楽しみにしている活動です。

造形教室の1時間はあっという間に過ぎてしまうくらい、みんなすごく集中していると思いました。

そして、普段なかなか自分からお話しする事が苦手な利用者の方が、講師の千田さんに自分から話しかけて質問する事が出来るなど、新たな一面を知ることが出来たのでとても良かったと思います。

 

●講師の千田さんの感想です。

3年目になる恵生ノ園さんでの造形教室。毎回利用者さん方の創造と表現の豊かさに驚かされています。

その豊かさがそのまま生き、人に伝わるものが作れないかと試行錯誤しております。

今回は、絵を丸めたランタンとしおりを作りました。スタッフの皆さんと一緒に楽しむ造形教室。

制作をしながらの何気ない会話が、利用者さんの制作エネルギーになっています。